6月2日から13日まで、2週にわたり東京農業大学の学生計36人が、中野市内各地の受け入れ農家に泊まり込み、農作業実習を行いました。
受け入れ先農家の、金井地区田尻裕之さんの園地では、2人の学生がぶどうの傘掛け作業などの実習を行いました。
学生に話を聞くと「初日はとても疲れてしまって、すぐに寝てしまった」とのことです。また、「普段店で売られている農作物は高いと思っていましたが、それだけの労力がかかっていることが分かりました。将来は農家の苦労が報われるよう、少しでも農作物が多く売れる方法を考える仕事に就きたい」と語ってくれました。学生たちの感想を聞き、田尻さんの指導にも力が入り、「学生たちは真面目によく頑張ってくれている。農業の現状をしっかり学んでほしい」と話していました。