JA中野市ぶどう部会は5月6日、ハウスで加温栽培したぶどうの初出荷を迎え、巨峰(有核・種なし)、ナガノパープル、ブラックビート合わせて約500kgを東京・名古屋・大阪の市場へ出荷しました。
2月の雪害により、生育の遅れが心配されましたが、初出荷量はほぼ平年並み。ぶどう部会の武田政志部会長は、「丹精込めて育てたぶどうです。糖度・品質も良く、消費者の方々に喜んでもらえるものができました」と話しました。
現在の部会員数は約470名。栽培総面積は330ヘクタールでハウスぶどうは全体の25%にあたる85ヘクタールで栽培されています。品種はこれまで巨峰が90%以上を占めていましたが、最近ではシャインマスカット、ナガノパープルをはじめ、約40品種程の多種多様なぶどうが栽培されています。加温栽培の出荷は8月末まで続き、露地栽培は9月から12月まで切れ目なく出荷されます。