東京農業大学の学生は6月、中野市管内の農家で1週間にわたり農作業実習を行いました。受け入れは今年で51回目となり、学生たちが農業・農村の実態を知ることや、農業に対する理解を深めてもらうことを目的に行っています。
受け入れ先農家では、ぶどうの房切りや傘掛け、桃の摘果作業などを体験。慣れない作業に苦戦しながらも貴重な体験に目を輝かせ、真剣に取り組んでいました。
参加した学生に話を伺うと「おいしい農産物ができるまで、こんなにも手間暇が掛かることに驚いた。」と話す学生や、「自分の地域を活性化するのが夢。今回の実地研修で学んだことを地元に帰って活かしたい。」と今後の意気込みを語る学生もいました。
受け入れ先農家の1人、田尻さんは「作業の大変さだけでなく楽しさも知ってもらいたい。今回の研修でもっと農業に興味を持ってくれれば嬉しい。」と期待を寄せていました。