中野市立平野小学校の2年生は6月24日、同市内吉田地区にある栗林勝英さんの園地でタマネギの収穫を体験しました。収穫体験は今年で5年目となり、毎年11月に児童が苗を植え、収穫までの管理を栗林さんが行っている。今年のタマネギはずっしりと重く、艶もあり良好に仕上がっています。
児童らは栗林さんから収穫方法を教わり、大きく育ったタマネギを丁寧に掘り返し、収穫を行いました。採れたタマネギを手に取り「見て、でっかいたまねぎ!」「はじめてやったけど面白い」と収穫の喜びを味わいました。栗林さんが「今日収穫したタマネギは、皆さんがいつも学校の給食で食べているタマネギですよ」と語りかけると、児童らは驚きの声を上げていました。
収穫を終えた児童らは、最後に大きな声で「ありがとうございました」とお礼の挨拶をし、袋いっぱいに入ったタマネギを持って園地を後にしました。
今回収穫したタマネギは児童が各家庭へ持ち帰るほか、学校の調理実習などでも活用される予定。
園主の栗林さんは学校給食出荷者の会会長を務め、約40アールの畑で栽培したタマネギを市内の学校給食へ提供しています。