高丘小学校の5年生が、農業を実習し、食の大切さを学ぶために、今年5月に草間地区の水田5アールに「コシヒカリ」を植え、稲の観察、かかし作りなどを行ってきました。水田所有者の宮島重幸さんが稲を管理し、このほど収穫を迎えました。
28名の生徒たちは、宮島さんやJAの技術員から稲刈りの方法や鎌の使い方を聞くと、稲を刈る役と束ねる役の2人1組となって作業を行いました。「初めて稲刈りをやった。稲を束ねるのが大変だったけど、だんだん上手にできるようになって嬉しかった」と話し、農作業の大変さと収穫の喜びを実感した様子でした。
刈り取った稲は天日干しの後、昔ながらの「千歯扱(せんばこき)」や「足踏み脱穀機」で脱穀し、11月に収穫祭を開く計画です。