ぶどう新規栽培者を対象とした講習会を管内の圃場で開催しました。
シャインマスカットを筆頭にぶどうの栽培に意欲を示す生産者は管内でも多く、JAぶどう部会やJAの取り組みにより生産量・販売額は年々増加しています。しかし、「新しくぶどうを栽培したいけれど管理方法がわからない」、「今までやったことがないので不安が大きい」などと相談が多く寄せられたため、本年度は年間を通して新規栽培者向けの講習会を開催しています。
第2回目となる今回は約50名の参加があり、初めに苗木の植え付け方法について穴掘りや施肥などの基礎的な技術から応用までを栽培初心者でもわかりやすいように説明。その後行われたぶどう棚の修復方法については、ぶどうの主枝を這わせる幹線やゆるんでいる周囲柱などの修復をJA担当技術員が実演し、「線を締め直すより周囲柱のゆがみを直すことが経費削減につながるポイントです。雪の重みで棚がつぶれてしまうといった冬の被害も減少します」と話しました。