ＪＡ青年部は、他産地の果樹栽培技術や生産者の取り組みを学ぶため、７月３１日と８月１日の２日間、石川県の果樹園地や直売所を研修視察しました。
　初日は国内品種の中でもトップレベルの大粒な実をつけ、糖度や着色など厳しい品質検査を行うことで、数十万円の値がつくこともあるぶどうの高級品種、「ルビーロマン」の果樹園を見学。
　ＪＡ全農いしかわのルビーロマン担当者からブランド化の取り組みについての話を伺うことができました。参加した盟友の中には、ぶどう農家も多く、ブランド化のポイントのほか、安定した果粒肥大や着色管理を行っていくための技術指導など専門的な質問も出されました。
　２日目にはレストランやブライダル、洋菓子工房を扱う「ぶどうの木 本店」を視察しました。５０種類以上ものぶどうを扱う施設規模や、ぶどう棚の下で結婚式を行うことができる斬新さが印象的でした。担当者が説明した「防除の際には椅子などを全て移動させ、内装を傷つけないよう細心の注意を払いながら行う」というブライダル施設ならではの取り組みを、青年部員らは興味深げに聞き入っていました。