青年部は8月3日から5日まで、果樹・野菜・花卉類における他産地の栽培技術や生産者の取り組みを学ぶため、宮城県・福島県の直売所、農業研究センターなどを視察しました。
宮城県仙台市にあるJA仙台では、大豆で震災からの復興を後押ししようという試みから「仙大豆」(せんだいず)というオリジナルブランドを作り、今では復興の象徴として消費者、メディアなど多方面から注目を集めています。加工品などの販売も展開する農産物直売所「たなばたけ」を訪れた際は、担当のJA職員から「仙大豆」ができた経過や、6次産業化の取り組みについて説明を受けました。
福島県郡山市の「福島県農業総合センター」では放射能検査の為に最新鋭の検査機器が導入されていて、施設の圃場では放射能の農産物への影響を調べる為、果樹、野菜などが栽培されていました。
研修に参加した小野委員長は「風評被害や生産者の減少など課題もある中で、オリジナルブランドの開発や、徹底した栽培管理に驚いた。同じ農業を振興する仲間として、自分もさらに頑張っていきたいと改めて思った」と話していました。